2024年12月10日(火)号より
今季初のまとまった積雪に
千屋花見11㌢ 大井野君山16㌢ 小学校では雪かきも 

 新見市北部では8日と9日に断続的に雪が降り、今季初めてまとまった積雪になった。8日は千屋花見の新見千屋温泉いぶきの里の駐車場に停めてあった車が雪で覆われた。また、9日は千屋小学校で3~4㌢の積雪があり、午前7時過ぎから教職員が登校する児童のために校舎玄関前や周辺をスコップでかいたり、凍結防止剤をまいたりした。
2024年12月7日(土)号より
オープンに向けて準備
いぶきの里スキー場 リフトの座席を取り付け

 千屋花見にあるいぶきの里スキー場の運営会社いぶきは6日、スキー場内に3基あるリフトの座席取り付け作業を行い、今月19日㈭に予定しているオープンに備えた。リフトは第1トリプル、第2ペア、第3ペアの3基で座席数は合わせて216。3日に取り付け作業を始め、この日で完了した。作業員は重機でつり上げた座席をリフトのワイヤにかけ、一つ一つをしっかりと固定した。同スキー場は造雪機と降雪機を稼働してオープンまでにコースを整備する。10日㈫にはシーズン中の無事を祈る安全祈願祭を行う。
2024年12月6日(金)号より
周遊促すアプリ開発に挑戦 観光課題解決にハッカソン
新見JC 人材育成目的に初開催

 新見JC・新見青年会議所は30、1の両日、岡山共生高校視聴覚室で「社会課題解決型ハッカソン」を開催。参加者がアイデアを出し合い、新見市の観光課題を解決するため周遊を促すアプリの開発に取り組んだ。2日間にわたり、新見市が抱える観光課題について学び、プログラミングの特別な知識を必要としないノーコードツールを使って斬新なアイデアを形にする作業に挑んだ。
2024年12月5日(木)号より
熱分解装置の普及機を発表 価格やエネルギー消費抑える
新見ソーラーカンパニー 東京見本市で先行予約

 使用済み太陽光パネルを再利用可能な資源に戻し、新たなパネルに再生する水平リサイクルを可能にする技術で国内外から注目を集めている新見ソーラーカンパニーは2日、岡山市内で会見を開き、導入しやすい低コストかつ省エネルギー設計の佐久本式ソーラーパネル熱分解装置・ライトモデル(普及機)を発表した。同社は2030年代後半に見込まれる大量廃棄時代や国が議論を始めたリサイクル義務化に対応するため、量産体制を整える考え。
2024年12月4日(水)号より
「新見市の創生に協力を」 石田新市長の任期スタート
初登庁式で訓示 市民の暮らし守りたい

 11月17日投開票の新見市長選で初当選した元市議会議長の石田實市長の1期目が3日、スタートした。初登庁後の式で職員を前に「新見市の問題課題は多岐にわたる。任期4年のうち、3年間で目鼻をつける『千日改革』をスローガンに市民約2万6000人の生命、財産、暮らしを守りたい。皆さんの英知、発想と情熱が必要。市の創生に協力を」と呼びかけた。
2024年12月3日(火)号より
岡山文庫出版記念名品展 書籍掲載の作品を展示
新見美術館 初日は記念講演会も

 新見美術館で30日、「開館35周年・岡山文庫60周年 岡山文庫出版記念 新見美術館名品展」が始まった。新見市、市教育委員会、同美術館、テレビせとうち主催。初日は日本文教出版(岡山市)の社員による記念講演が行われ、岡山文庫の成り立ちと歴史、335冊目となる新見美術館編の制作エピソードなどを振り返った。会期は2月16日㈰まで。
2024年12月2日(月)号より
船川八幡宮拝殿で備中神楽
実行委 地域安寧など願い奉納

 船川八幡宮の氏子らでつくる奉納神楽実行委員会は30日夜、同宮拝殿で備中神楽を催し、地域安寧と家内安全を願った。この夜は、岡山県南西部で活動する神光(しんこう)社が訪れて本格的な神楽舞を披露。同社に所属する相原さんも一流の神楽太夫たちに交じり勇壮な舞を見せ、観客から大きな拍手を浴びた。
2024年11月30日(土)号より
時空超える生命の循環表現
法曽で新作タペストリー展 

 むらかみよしこさんのタペストリー展が猪風来美術館(法曽陶芸館)で開かれている。手紡ぎ・草木染・手織り作品を手がけている作家の個展。展示は大小26点で、このうちの9点が完成までに約1年2カ月を要した新作。羊の原毛を紡ぎ、多くを法曽で採取した植物で草木染にした約100色の糸を使い、主につづれ織りの手法で制作している。
2024年11月29日(金)号より
子どもメディカルラリー
ピオーネプロジェクト 心肺蘇生法など学ぶ

 子どもたちに楽しみながら応急処置を体験してもらう「新見子どもメディカルラリー」が24日に新見公立大学内の地域共生推進センター棟で開かれ、小学生が心肺蘇生法やけがの手当ての仕方を学んだ。
2024年11月28日(木)号より
新見庄ゆかりの地巡りナゾトキ
郷土の歴史に理解深める
まちづくり委 初企画に小学生親子が参加

 新見市内に点在する中世・新見庄ゆかりの地を巡る市民学習講座「新見庄ナゾトキバスツアー」が24日に初めて行われ、小学生の親子らが郷土の歴史に理解を深めた。昨年6月に発足した中世東寺領新見庄を活(い)かしたまちづくり委員会が初めて企画。小学5、6年生を募集したところ、7組18人が参加した。
2024年11月27日(水)号より
115系湘南色や銀河を撮影
鉄道ファンに新見をPR
「森の芸術祭」閉幕行事 列車展示と全力見送りも

 24日に閉幕した「森の芸術祭 晴れの国・岡山」。前日の23日、JR新見駅構内の列車区で同芸術祭を記念した「115系湘南色&WEST EXPRESS銀河 展示会in新見列車区」があり、県内外の鉄道ファンでにぎわった。また、最終日は新見駅ホームで駅や市、市観光協会職員ら約20人が来場者を全力で歓送。改めて新見市の観光をPRした。
2024年11月26日(火)号より
実りの秋に頭打ちで感謝
哲多町成松諏訪山八幡 ばちを手に踊り太鼓たたく

 哲多町成松の諏訪山八幡神社で19日、実りの秋に感謝する踊り「頭(かしら)打ち」が行われ、参拝客らでにぎわった。諏訪山八幡神社では頭打ち保存会が企画し、本郷小学校の3~6年生24人が参加。花笠をかぶり、かすりの着物に白はかま姿で色とりどりの長いたすきを背中に着けた「飛び子」に扮(ふん)した。
2024年11月25日(月)号より
新そばの風味楽しんで イベントや文化祭も大盛況
草間里山の会と営農組合 初の収穫感謝祭

 地域運営組織の草間カルスト里山の会と草間台営農組合は23日、草間市民センター周辺で新そば収穫感謝祭2024を開催した。収穫したばかりの地元産ソバを多くの人に味わってもらおうと初めて企画したもので、来場者は新そばの風味やイベントを存分に楽しんだ。
2024年11月23日(土)号より
木造駅舎巡って風情を堪能
利用促進狙う初の試み
市観光協会 JR芸備線探訪の旅ツアー

 新見市観光協会は16日、JR芸備線の魅力を発信する「芸備線木造駅舎探訪の旅」ツアーを行った。利用促進を狙った初の試みで、参加者が新見市と庄原市の木造駅舎を巡り、風情のある景観を楽しんだ。
2024年11月22日(金)号より
倉芸学生が鑑賞サポート
まなびの森図書館の森芸作品

 倉敷芸術科学大学の学生による巨大ペインティングの鑑賞サポートが16日、展示会場のまなびの森新見図書館2階から3階に続く吹き抜け空間で行われ、多くの来館者が学生たちの解説に耳を傾けた。鑑賞サポートには同大学教員と学生ら8人が来館。学生たちは来館者に積極的に寄り添い、制作経緯、作者のプロフィールなどを紹介していた。
2024年11月21日(木)号より
女性が輝けるまちづくりテーマに
市議会 意見交換会に90人参加

 新見市議会は、「女性が生き生きと輝けるまちづくり」をテーマに議会報告・意見交換会を開催。2日間で計90人が参加し、ワークショップで家庭や地域、社会における女性の役割や望ましい姿について話し合った。出された意見や要望は議会活動に反映させていくという。
2024年11月20日(水)号より
石田氏に市長当選証書
市選管 「リーダーとして尽力を」

 新見市選挙管理委員会は19日、去る11月17日投開票の新見市長選で初当選した石田實氏へ当選証書を付与した。当選証書を手にした石田氏は意気込みを新たにした。
2024年11月19日(火)号より
「市民ファーストの市政を」 新見市長選から一夜明け
初当選の石田氏 千日改革の決意新たに

 現職と新人の一騎打ちとなった新見市長選挙で石田實氏(68)が初当選を果たした。一夜明けた18日、3年間を目途に目鼻を付ける公約「千日改革」の実現に意欲を見せ、「これまでの施策が市民のためになっているかを費用対効果の視点で総点検し、職員の力を総動員して市民ファーストの市政を推進したい」と決意を新たにした。
速報
新しい新見市長に石田氏
現職との激しい選挙戦制す
「スピード感を持って対応」 投票率68.9% 戎氏304票差で涙

 任期満了に伴う新見市長選は17日に投開票され、無所属の新人で元市議会議長の石田實氏(68)が7919票を獲得して初当選を果たした。現職で1期目の戎斉氏(68)との激戦を制した石田氏は「有言実行。スピード感を持って対応していく」と気を引き締めた。投票率は68・89%。戎氏は304票差で涙をのんだ。
2024年11月16日(土)号より
特賞は5万円相当の牛肉
千屋牛振興会 スタンプラリー開催中

 千屋牛振興会は15日から「食べ歩き! 買いまくり! スーパースタンプラリー」を実施している。千屋牛肉の消費・販売促進を狙った大規模キャンペーンで令和2年度からスタートし4回目。特賞(10人)には5万円分相当の千屋牛肉を贈る。
 市内の指定15販売店、28外食店で商品の購入または飲食をすると、1000円ごとに専用はがきにスタンプを1個押してもらえ、5個集めれば応募できる。
2024年11月15日(金)号より
60年ぶりに児童が巫女舞
石蟹大本八幡神社 秋祭りに合わせて奉納

 石蟹の大本八幡神社で10日に秋祭りが催され、約60年ぶりに地元の児童4人が巫女(みこ)舞を奉納した。同神社では祭典に合わせて「浦安の舞」を披露するのが伝統だったが、住民の話では昭和33年を最後に途絶えていた。復活の構想を持ち、草間の岩山神社、土橋の八門神社でも実現した宮司から相談を受け、今年発足した地域運営組織の石蟹住みよいまちづくりの会が協力。氏子から巫女を募ったところ、新見南小学校6年の4人が引き受けた。
2024年11月14日(木)号より
安全安心を守る象徴に
危険物安全協 消防本部に新旗を寄贈

 新見市危険物安全協会は7日、新見市消防本部の消防長室で新しい消防旗の贈呈式を行った。旧消防旗が約50年を経て老朽化が進んでいたことから、来年に予定されている消防新庁舎への移転新築に合わせて、今年度事業の一環として実施した。
2024年11月13日(水)号より
選抜大会へ弾み付けて
中国高校ソフトボール新人大会 新見で選手壮行式

 新見高校は6日、同校体育館で第28回中国高校ソフトボール新人大会に出場する新見高校男子ソフトボール部の壮行式を開いた。同部は高梁との合同チームで県秋季選手権に挑み、見事優勝。来春の全国選抜大会と今回の中国新人大会の出場権を得た。また、同大会に出場する岡山共生高校の壮行式も5日に行われ、選手が活躍を誓った。
2024年11月12日(火)号より
有権者が次々に投票へ
市長選 移動含め期日前始まる

 新見市選挙管理委員会は11日から市役所南庁舎、4支局で市長選挙の期日前投票を受け付けている。期間は16日までの午前8時半~午後8時。市役所南庁舎には朝から次々に有権者が訪れて一票を投じた。
2024年11月9日(土)号より
心一つに合唱や合奏を披露
新見地区小中音楽会 70回の節目に総勢400人出演

 第70回新見地区中学校区小中学校音楽会が6日、まなび広場にいみ大ホールで開かれ、同校区にある10小1中の児童生徒総勢約400人が心を一つに合唱や合奏を披露した。練習の成果を発表する場で学校間の交流を図ろうと、市教育研修所と同音楽会運営委員会の主催。
2024年11月8日(金)号より
優秀作品の幼児たたえる
新見市防火委 消防写生大会の表彰式

 消防写生大会の表彰式が7日に市役所南庁舎で行われ、優秀作品に選ばれた幼児をたたえた。今年は市内10の幼年消防クラブから247点が寄せられ、10月の審査で最高位の県知事賞をはじめ、特別賞16点と佳作32点を選んだ。
2024年11月7日(木)号より
二十歳の集いに出席を 1月2日㈭まなび大ホールで
実行委 275人分の案内状を準備

 新見市二十歳の集い実行委員会(池田悠人委員長・18人)は来年1月2日㈭午後2時からまなび広場にいみ大ホールで予定している本番に向け、準備を進めている。スローガンに音楽家の藤井風さん(里庄町出身)が作った楽曲を由来とする「旅路」を掲げ、周囲から受けた愛に感謝して今後の人生をより良いものにするため多くの出席を呼びかけている。
2024年11月6日(水)号より
趣向凝らし音楽芸能祭 延べ19団体100人が出演
年1回の晴れ舞台 まなび大ホールで成果発表

 第46回新見市音楽芸能祭が「文化の日」の3日、まなび広場にいみ大ホールで開かれた。延べ19団体の約100人が年1回の晴れ舞台に向け、練習した成果を発表。それぞれに趣向を凝らした全19演目に客席から大きな拍手が送られ、文化・芸術の秋にふさわしい一日となった。
2024年11月5日(火)号より
大勢の来場者が大佐を満喫
三輪車レースなどイベント多彩に
ふるさとまつりで地域活性化

 交流を通して大佐地域の活性化につなげる大佐ふるさとまつりが3日、おおさ総合センター周辺で開かれた。新見市内外から大勢の家族連れらが訪れ、恒例の餅・あめ投げや方谷三輪車レース、地元の子どもたちによるステージイベント、屋台村やキッチンカー、ワークショップの体験コーナーといった多彩なイベントを楽しみ、大佐を満喫した。
2024年11月4日(月)号より
全ての子どもたちにアートを 児童の豊かな感性育む
西方小と大原美術館が連携 福武「ハロー!ミュージアム」

 西方小学校で30日に3、4年生21人が美術館のポストカードを題材にした作品の発表と対話型の鑑賞を行った。福武教育文化振興財団の助成事業「ハロー!ミュージアム」の一環で、児童が本物のアートに触れて感性を育み、新しい考えを創造することが目的。新見市内では西方小が初めてで、今回は大原美術館(倉敷市)と連携して実施した。
2024年11月2日(土)号より
リンドウで巨大「にーみん」アート
子供たちが地元の魅力学ぶ 新見駅に展示しPRに一役

 子供たちが新見市の特産のリンドウについて学ぶフラワーアート制作体験が27日、西方の新見駅前交流センターで開かれた。新見JC・新見青年会議所が主催し、市オリジナル品種の青紫のリンドウを使ってマスコットキャラクター「にーみん」のフラワーアート(縦2.1㍍、横2.4㍍)を仕上げた。現在、JR新見駅に展示しており、特産品PRにも一役買っている。
2024年11月1日(金)号より
AI配車とWeb予約を導入 地域交通「乗合タクシー」に
新見市 業務効率化と利便性向上へ

 新見市は、地域交通「にいみ乗合タクシー」にAIを活用した配車システムとWeb予約機能を導入した。AIがリアルタイムで利用者の予約内容を解析し、最適な運行ルートを自動で算出することで、効率的な配車と待ち時間の短縮を実現。市は、事業者の業務効率化と利用者の利便性向上を目指し、住みやすい生活圏の形成につなげたい考え。
2024年10月31日(木)号より
新見庄「高瀬たたら村」を宣言 後世に伝え国史跡指定を
みんな元気な高瀬乃里 看板除幕や製鉄跡視察も

 たたら文化を後世に伝え地域の活性化につなげようと、神郷高瀬の地域運営組織「みんなが元気な高瀬乃里」は「高瀬たたら村」を宣言。26日には、同所で看板の除幕や製鉄跡の視察、専門家による講演会を開いた。今後、関係団体と協力しながら中世新見庄のたたら製鉄で栄え、たたら文化の証があった場所として国の史跡指定を目指すという。
2024年10月30日(水)号より
市内3路線の魅力伝える
来年カレンダーに13点採用
鉄道利用促進協 今年度2回目の会議で審査 

 新見市鉄道利用促進協議会は28日、市内3路線2025年鉄道カレンダーに掲載する写真とイラストの審査結果を発表した。春夏秋冬の季節感を盛り込み、市内を走るJR伯備線・芸備線・姫新線の魅力を伝える13点を採用。発行は700部の予定で12月中旬から市役所や市観光協会、関連イベントで配り、鉄道の利用促進を図る。
2024年10月29日(火)号より
新見・高梁が快勝しV
県高校秋季ソフト 合同で全国は岡山勢初

 来春の全国選抜大会と今秋の中国新人大会の県予選を兼ねた岡山県高校秋季ソフトボール選手権が26日に岡山市の百間川緑地公園で行われ、新見・高梁の合同チームが優勝した。関係者によると、合同チームで高校の全国大会に出場を決めたのは他の競技も含めて岡山勢では初めてという。
2024年10月28日(月)号より
県知事賞に金山林業のヒノキ 優良出品材10点を表彰
新見地区木材まつり 競り市で8493万円売り上げる

 新見地区木材組合は23日、下熊谷の県森林組合連合会新見木材共販所で第48回新見地区木材まつり展示会を開催した。市内外の林家、林業業者が出品した優良材の中から10点を表彰。最高位の県知事賞に金山林業(新見)のヒノキを選んだ。また、競り市では4652立方㍍が取引され、昨年の6657万円を大きく上回る8493万円を売り上げた。
2024年10月26日(土)号より
金谷土地区画整理計画案を公表
人口対策、地域活性、防災強化
新見市 令和7年度事業化を目指す

 新見市は23日、新しく市街地を整備する金谷土地区画整理事業の事業計画案が完成したことを受け、記者会見と住民説明会を開いた。戎斉市長は「人口減少の抑制と地域の活性化を目指し、防災力の強化も図る。持続可能な街づくりを実現するための重要な一歩」と述べ、地域住民の協力を呼びかけた。同事業は来年度の認可取得を経て、令和15年度の工事完成を目指して進める長期計画。
2024年10月25日(金)号より
6種目で記録に挑む
新見市小体連 学童陸上記録会

 第46回倉敷ブロック新見地区・第20回新見市学童陸上運動記録会が23日に防災公園陸上競技場で行われ、小学生が6種目で記録に挑んだ。新見市小学校体育連盟、市教育委員会が主催。大会運営には新見公立大学と新見陸上競技協会が協力した。
2024年10月24日(木)号より
仮装でハロウィーン満喫
にいまちマルシェ 駅前親水公園でランタン作りも

 JR新見駅周辺のにぎわい創出を図ろうとハロウィーンマルシェが20日に同駅近くの高梁川親水公園で開かれ、会場では魔女、テレビアニメのキャラクターなどに扮(ふん)した子どもたちが紙コップのランタン、カボチャやネコミミなどの飾りを付けたお面を作ったり、撮影スポットでポーズを取って写真撮影したりとハロウィーンの雰囲気を満喫していた。
2024年10月23日(水)号より
より良い後期行動計画に
まちづくり審議会スタート
新見市 第9期の委員7人を委嘱

 新見市全体に係る政策的な方針について市長からの諮問に応じて調査、審議、答申する第9期まちづくり審議会委員の委嘱式が18日、市役所で行われた。初会合では委員7人から会長と副会長を選出。長期的な視点でまちづくりの理念、目標、具体的な施策、事業を示した第3次総合計画のうち、市が策定を進めている後期行動計画をより良いものにする役割を確認した。
2024年10月22日(火)号より
秋の味覚と交流楽しむ
哲西町大竹会 岡山元気集落の取り組み

 哲西町大竹の地域運営組織、大竹会は14日、秋の収穫祭を開き、地域住民が交流を楽しんだ。岡山県が進める住民主体で地域の活性化を図る「岡山元気集落」の取り組みの一環で防災時の調理実習、ハロウィーンにちなんだ工作も兼ねた。
2024年10月21日(月)号より
新見市長選投票の一助に 立候補予定者の公開討論会
青年会議所 市民ら180人が耳傾ける

 11月10日㈰告示、17日㈰投開票の新見市長選に立候補を予定している2人の公開討論会が19日、まなび広場にいみ小ホールで行われた。投票率、若者をはじめとする市民の市政への関心を高め、市長選出の参考にしてもらう新見JC・新見青年会議所の試みで、市民ら約180人が重点施策など7項目の質問に対する発言や主張に耳を傾けた。
2024年10月19日(土)号より
11人の努力と功績たたえる 知識と技術の伝承を
新見地区雇用開発協 永年勤続者の表彰式

 新見地区雇用開発協会は16日、新見商工会館で永年勤続者の表彰式を行い、新見市内の8事業所に勤める男女11人の長年にわたる努力と功績をたたえた。高齢者の雇用促進と職場定着を図るとともに、後輩たちに知識と技術を伝えるよう期待を寄せた。
2024年10月18日(金)号より
県内初「移動期日前投票所」 関心向上「初めての一票」も
市選管 新見高生の陳情から実現

 衆議院選挙と県知事選挙の期日前投票が行われている中、新見市選挙管理委員会は17日、新見公立大学キャンパス内に「移動期日前投票所」を開設した。新見高校の生徒による陳情から実現した県内初の試みで若者の投票率向上を目指す。この日は岡山県共生高校でも実施され、10月24日㈭にかけて新見高校、健康の森学園を含む4会場で計8回開設する。
2024年10月17日(木)号より
全国出場8選手が健闘誓う
新見市 障害者スポーツ大会壮行会

 10月26日㈯から佐賀県で始まる第23回全国障害者スポーツ大会の壮行会が11日夕に市役所南庁舎で行われ、新見市から出場する8選手が健闘を誓った。大会は陸上や水泳、車いすバスケットボールなど計8種目が行われる。
2024年10月16日(水)号より
立ち見厳禁「武器行列」厳かに 新見市街地で土下座まつり
公立大生もダンスなどで盛り上げ

 「土下座まつり」が新見市街地で古式にのっとり行われた。15日は江戸期から320年超の伝統を受け継ぐ御神幸武器行列(市指定重要無形民俗文化財)が新見木谷の船川八幡宮を起点に約3㌔を厳かに練り歩いた。盛り砂や幕などが飾られた道沿いで、見物客が習わし通りに静かに座って行列を迎え、格調高い時代絵巻に見入った。
2024年10月14日(月)号より
稲わら使い古式通りに
船川八幡宮 本拝殿のしめ縄を新調

 新見木谷の船川八幡宮は12日、同宮拝殿横で本殿、拝殿ほか各社(やしろ)に奉納するしめ縄を新調した。14日㈪と15日㈫に催される秋季大祭を前に実施したもので、古式通りに本拝殿のしめ縄を新しくするのは13年ぶり。一般市民も参加したのは初めて。
2024年10月12日(土)号より
新見市から2団体が受賞 優れた取り組みたたえる
備中県民局 地域づくり推進賞の表彰式

 備中県民局は9日、倉敷市の本局で管内の優れた活動や取り組みをたたえる地域づくり推進賞の表彰式を開いた。新見市内からは大原観光果樹園と地域運営組織の田治部みらい会の2団体が受賞した。
2024年10月11日(金)号より
関連イベント盛りだくさん
船川八幡宮秋季大祭 14日㈪と15日㈫土下座まつり

 10月14日㈪と15日㈫の両日、新見市街地中心部で船川八幡宮の秋季大祭「土下座まつり」が行われる。14日は午後7時から同宮で宵宮祭の湯立ての神事があり、かがり火が辺りを照らす幻想的な空間で神職が古式ゆかしく神事を行う。15日は午前10時から同宮で本殿祭。午後から新見大名行列保存会が320年以上の歴史がある御神幸武器行列を仕立て、1時半ごろに鳥居前を出発し、新見宮地町の御旅所まで往復3㌔を練り歩く。行列の後ろに各神社の神輿、子ども神輿、新見公立大学生の神輿、お囃子隊、創作ダンスが続く。
2024年10月10日(木)号より
正しく学んで健康づくり 専門講師がポイント指導
新見市 哲西でラジオ体操講習会

 ラジオ体操で健康なまちづくりを―。正しく学んで地域に広め、運動習慣を定着させて市民の健康づくりに役立てようと新見市は5日、きらめき広場・哲西で新見ライオンズクラブ、市内郵便局との共催でラジオ体操講習会を開催。市民、スタッフら約90人が専門講師から一つ一つの運動の意味、目的、注意点などを教わった。
2024年10月9日(水)号より
肉料理や地元の新米を堪能 千屋牛やジビエ、森林どり並ぶ
まち活実行委 第2回にいみ肉inてっせい

 新見市内のおいしい肉をたくさんの人に味わってもらい、魅力を発信する第2回「にいみ肉inてっせい」が6日、哲西町矢田の道の駅「鯉が窪」周辺で開かれ、県内外から訪れた大勢の来場者が特産の千屋牛やジビエ、森林どり、新米を堪能した。
2024年10月8日(火)号より
「哲西栗」選別と出荷始まる
小ぶり多いが甘み十分 例年並み1.5㌧収穫見込む

 哲西地域特産の「哲西栗」の出荷作業が5日から始まり、生産者でつくる哲西栗生産組合は哲西町上神代にある集荷場で選別や箱詰め作業に追われている。今年は雨が少なく小ぶりになったが、快晴が多かったため甘みは十分。収穫量は例年並みの約1.5㌧を見込んでいる。
2024年10月7日(月)号より
多彩なステージと屋台 地域活性化と特産品PRへ
神郷ふるさと祭 家族連れら3500人でにぎわう

 第36回神郷ふるさと祭が6日、神郷下神代の夢すき公園で開かれた。神郷イベント実行委員会が主催。備中神楽や歌謡ショーなど多彩なステージとたくさんの屋台を目当てに家族連れら3500人(主催者発表)でにぎわった。
2024年10月5日(土)号より
力を合わせ糖尿病患者の支援を 市内の医療スタッフが参加
県対策専門会議 初のサポーター交流会

 糖尿病の治療には薬物療法と共に、食事や運動など生活習慣の改善が重要なことから、医療スタッフが力を合わせて糖尿病患者を支援しようと、岡山県糖尿病対策専門会議は29日、NiU新見駅西サテライトで県内初の「おかやま糖尿病サポーター交流会」を開催。新見市内の歯科医師、看護師ら医療スタッフ30人が参加して糖尿病の最新医療機器に知識を深め、患者支援について意見を交わした。
2024年10月4日(金)号より
備北総体に向け「勝負めし」 部活動を通じた食育実践
モデル校哲多中 栄養教諭の指導で3年生考案
 哲多中学校の3年生が考案した試合に勝つための「勝負めし」給食が1日、新見市内の小中学校で提供された。同校は今年度、市内で初めて部活動を通じた食育の実践モデル校として岡山県の指定を受けている。年間を通して学びを深めており、今回は備北地区秋季総合体育大会に向けての特別な献立だった。
2024年10月3日(木)号より
刑部小児童「つる」を合唱 方谷の生涯を例えた歌
大佐公民館 作詞作曲の松原さんが指導
 大佐公民館は30日、ボイスクリエーターの松原徹さんを刑部小学校に招き、児童に自ら作詞作曲した山田方谷(1805~1877年)に関する歌「つる(方谷の生涯)」の歌唱指導をしてもらった。松原さんは、定期的に同公民館を訪れて地区民らに歌の楽しさを伝えているが、児童に指導したのは初めて。
2024年10月2日(水)号より
新見駅前に活気呼び込む
社会実験の相乗効果も にいプロリバーサイドバー
 「2024リバーサイドバーにいみ」が28日夕から夜にかけてJR新見駅前の高梁川親水公園で開かれ、多くの来場者が思い思いのひとときを過ごして一帯に活気を呼び込んだ。アウトドアチェアを持ち込み、川の音を聞きながら飲食と語らいを満喫するイベントで3回目。これまで新見市の委託事業として新見まちづくりカンパニーが企画と運営を担っていたが、新見駅周辺みらいプロジェクト(愛称=にいプロ)の主催イベントとなった。
2024年10月1日(火)号より
選手がスポ少団員に熱血指導 基本動作を楽しく体験
日本女子リーグ ソフトボール普及活動の一環で
 27日から新見ピオーネ球場で開かれた第57回日本女子ソフトボールリーグプラチナセクション第4節・岡山大会。期間中の28日、出場選手が普及活動の一環として新見市のスポーツ少年団員らを相手にクリニックを行い、小中学生に基本動作を中心に熱血指導した。