2025年6月14日(土)号より
新見産リンドウ出荷本格化
販売高1億円を目指す
JA晴れの国新見花卉部会 8月ピークに11月まで
 西日本一の生産量と高品質を誇る新見産リンドウの出荷が本格化し、13日から高尾のリンドウ選花場で機械選花が始まった。市内では今年、JA晴れの国岡山新見花卉部会の21戸が4・8㌶でおよそ30品種を栽培。出荷量150万本、販売高1億円を目標に掲げ、仏花の需要が高まる盆前の7月下旬から8月上旬をピークに11月上旬まで大阪、京都、兵庫、岡山、広島の市場に送り出す。
2025年6月13日(金)号より
水の事故に備え手順確認 ゴムボートを使い救助
新見市消防署 高梁川で操船訓練
 水の事故が増える時期を迎え、新見市消防署は11日に正田の美郷大橋近くの高梁川で操船訓練を実施。隊員が救命用ゴムボートを使った救助の手順を確認。船外機付きの救助用ゴムボート(6人乗り)で岩場や岸に取り残されたり、川に流されたりした人を助け出すという想定で行われた。
2025年6月12日(木)号より
神社の魅力 五感で学ぶ 「巫女体験」に市内外20人
県神社庁教化事業部会 船川八幡宮で初
 新見の船川八幡宮で7日に巫女の所作や舞、神社文化を学ぶ「巫女体験」が開かれた。市内外から集まった16~50歳の女性20人が神社の魅力を五感で感じながら伝統文化に触れた。
2025年6月11日(水)号より
6年生の夢作文表彰式
新見ソーラーカンパニー 7年目は172人が応募
 新見ソーラーカンパニーが市内の小学6年生を対象に募集した夢作文コンクール「ドリームチャレンジャー2025~世界へはばたけ新見の子どもたち」の表彰式が7日、新見商工会館で開かれた。7年目となる今回は172人から応募があった。
2025年6月10日(火)号より
全国小学生陸上備北地区選考会
新見、高梁の100人挑む 
 日清食品カップ・県小学生陸上競技交流大会の備北地区選考会が7日に防災公園陸上競技場で行われ、新見、高梁両市の12の小学校やクラブチームの4年生以上100人が自己記録の更新を目指した。学年別の男女100㍍走のほか、男女混合4×100㍍リレーなど全11種目で争い、選手は仲間や家族の声援を受けてトラックとフィールドで躍動した。
2025年6月7日(土)号より
実情に合った輸送実現を 昨年度実績に基づき会議
今年度初回 新見市の公共交通再構築 
 新見市地域公共交通会議が4日、市役所南庁舎で開かれた。今年度初回で利便性の高い公共交通体系に再構築するための取り組みなどを示した地域公共交通計画(令和5年度~9年度)の昨年度実績などを踏まえ、地域の実情に合った輸送サービスの実現に向けて意見を交わした。
2025年6月6日(金)号より
わいわい楽しく田植え
新見南小5年生 食農教育で体験
 新見南小学校の5年生24人が28日、旧明新小学校近くの水田で田植えを行った。学校支援ボランティアの米作り教室班、学区内に7団体ある老人クラブなどから21人が指導役として参加。児童は植え方の説明を受け田んぼへ。冷んやりしたぬかるみに足を入れて横一列に並び、4㌃にヒメノモチを植えた。
2025年6月5日(木)号より
分別や減らす大切さ学ぶ 家庭ごみの処理方法は
新見市 「ごみの行方」スタート
 新見市内の小学生を対象にした市の環境教育事業「ごみの行方」が3日からスタートした。初日は刑部小の4年生12人が焼却、最終処分、下水処理の各施設を見学。このうち、焼却と最終処分の2施設では家庭から出たごみがどのように処理されているかを知り、ごみの分別や減らす大切さを学んだ。
2025年6月4日(水)号より
高校生に地元企業をPR 担当者訪れ事業内容など説明
新見市 新見高で進路学習会
 高校生に地元企業を広く知ってもらおうと、新見市は28日、新見高校で進路学習会を開いた。キャリア教育と企業の人材確保支援を目的とした取り組み。市が運営するWEB企業ガイド「ニイミノシゴト」に掲載されている地元事業所の担当者が生徒と直接面談し、生徒たちは企業の概要や事業内容、勤務体制、やりがいなどについて熱心に耳を傾けた。
2025年6月3日(火)号より
哲多すずらんまつりに4000人
ステージ、A級グルメなど満喫
第40回と市制20周年で盛大に
 哲多地域を代表する花、スズランにちなんだ哲多ふる里すずらんまつりが1日に本郷小学校グラウンドで開かれた。今年は第40回の節目と新見市制施行20周年の記念事業とあって多彩なステージ、A級グルメ試食会、充実した屋台などがあり、家族連れら延べ4000人(主催者発表)でにぎわった。
2025年6月2日(月)号より
新見市シルバー人材が20周年 発展に貢献した役員ら表彰
記念式典 関係者40人が節目祝う
 新見市シルバー人材センターは28日、まなび広場にいみ小ホールで設立20周年記念式典と今年度総会を開催。関係者約40人が出席し、同センターの発展に貢献した役員、会員、職員の表彰と設立20周年記念特別表彰などを通じて節目を祝った。
2025年5月31日(土)号より
生活習慣病予防に減塩を 学び深め活動意欲高める
備北・新見市栄養改善協 創立20周年記念講演
 備北保健所新見栄養改善協議会・新見市栄養改善協議会は23日、まなび広場にいみ小ホールで総会と創立20周年記念講演会を開催。今年度の事業計画を決め、講演で生活習慣病予防に向けた減塩の取り組みについて学びを深め活動意欲を高めた。
2025年5月30日(金)号より
秋ごろに剣道部をモデルに検証 地域クラブへの展開目指す
市推進委 国の動向踏まえ予定を協議
 新見市部活動地域展開推進委員会は28日、市役所南庁舎で第1回会合を開いた。国の動向に合わせて昨年11月に発足した「新見市部活動地域移行推進委員会」から名称を変更。令和13年までに中学校の部活動を段階的に地域クラブへ完全に展開することを目標に掲げ、剣道部を地域クラブのモデルにして検証するなど今後の予定について話し合った。
2025年5月29日(木)号より
弥生時代の矢尻も出土
県吉備文化財センター 位田遺跡で説明会
 岡山県古代吉備文化財センターは22日、4月から5月にかけて発掘調査をしていた唐松地内の位田遺跡で市民や歴史愛好家らを対象に現地説明会を開いた。今回の発掘調査は県道長屋賀陽線の拡幅工事に伴い開始されたもので、説明会は午前と午後の2回実施。発掘に携わった同センター調査員が遺跡を案内し、約1500年前の古墳時代後期に作られたと思われる柱穴群や竪穴住居、鍛冶炉の焼け跡の一部などを紹介した。
2025年5月28日(水)号より
落石事故を未然に防止 大小の浮き石を撤去
備中県民局新見事務所 梅雨時期の大雨に備える
 梅雨時期の大雨による道路の落石事故などを未然に防ごうと、備中県民局は26日、豊永赤馬地内の県道若代方谷停車場線の落石危険個所で大小の浮き石や転石を取り除いた。道路の防災対策として今季は、市内で同所を含め2路線3カ所、県全体では23路線34カ所で取り組む予定。
2025年5月27日(火)号より
「カルスト大根」出荷始まる 寒暖差で甘みたっぷり
JA晴れの国阿新大根部会 春秋合わせて300㌧見込む
 新見市南部に広がるカルスト台地で栽培された「カルスト大根」の出荷が始まった。5月下旬から7月上旬にかけて収穫する春大根で、今年は肌のきめが細かく昼夜の寒暖差で甘みたっぷりに育った。JA晴れの国岡山阿新大根部会は日量平均5㌧を岡山、倉敷、福山の市場に送り、9月下旬から収穫する秋大根と合わせて300㌧の出荷を見込んでいる。
2025年5月26日(月)号より
10周年の特別市にぎわう 通常2倍の2920立方㍍販売
津山綜合木材市場新見支店 出荷・買い方上位に感謝状
 哲西町大竹の津山綜合木材市場新見支店は23日、開設10周年を記念した特別市を開いた。県内外から買い方60社が参加し、通常の2倍となる2920立方㍍を販売。売上高は4532万円に達した。また、10年間の取引実績に基づき、出荷と買い方の上位各3社に感謝状と記念品を贈った。
2025年5月24日(土)号より
地域の人を招いて交流
健康の森学園 230人が参加し田植え祭り
 哲多町大野の健康の森学園は23日、地域の人を招いて学園内の田んぼで「田植え祭り」を開催。230人が「あきたこまち」の苗を植えて交流を深めた。稲苗の植え付けに合わせて毎年開いている恒例の交流行事。今年は学園生の家族、大田地区ふるさと振興協議会員、本郷小学校の4年生、障害者支援施設神郷の園と福祉ワークセンター阿新の利用者らを招待。学園生を含む230人が参加した。
2025年5月23日(金)号より
豪雨に伴う災害対策を推進 新見勝山線バイパス化も
備中県民局 管内10市町長に事業説明会
 備中県民局は21日、倉敷市で今年度の事業説明会を開き、管内の10市町長に主要事業の概要を伝えた。新見市関係では令和元年9月豪雨に伴う土砂災害対策、県道新見勝山線のパイパス化、井倉と唐松の高梁川改修などについて報告があったほか、ドクターヘリ夜間運航の見通しについて県の考え方を聞いた。
2025年5月22日(木)号より
優良従業員16人を表彰 事業計画など8議案可決
阿哲商工会が今年度通常総会
 阿哲商工会(令和6年度末会員319人)は21日、おおさ総合センターで通常総会を開催。会員事業所に勤務している優良従業員16人を表彰し、今年度の事業計画、予算案、役員の補充選任など8議案を原案通り可決した。
2025年5月21日(水)号より
出前講座を新たに計画
新見市鉄道利用促進協 今年度事業と予算承認
 新見市鉄道利用促進協議会は20日、市役所南庁舎で今年度第1回会議を開き、新規事業として学校や地域団体、高齢者教室などを対象にした鉄道出前講座の実施を決めた。同協議会は伯備、姫新、芸備3路線の乗客を増やす方策を模索しようと発足。市、県、新見商工会議所、阿哲商工会、市観光協会、JR西日本で構成している。
2025年5月20日(火)号より
皆で楽しみ地域に恩返しを
新見公立大学で鳴滝祭
多彩な催しで学生と市民が交流
 新見公立大学の第27回鳴滝祭が17、18の両日に開かれ、イベントや模擬店などを通して学生と地域住民が楽しみながら交流を深めた。学生有志でつくる実行委員会が中心となり、大学を支える地域や市民に恩返しの気持ちを込めて多彩な催しを企画。キャンパスは終始にぎわった。
2025年5月19日(月)号より
神郷の園が創立40周年 感謝状贈り勤続職員を表彰
記念式典 関係者115人が節目祝う
 神郷下神代の社会福祉法人・神郷の園は17日、やまびこ広場神郷しゃくなげホールで創立40周年記念式典を開催。利用者、家族、職員、来賓ら115人が出席し、同園の発展に尽力した個人・団体への感謝状を贈り、20年以上勤務した職員の表彰などを通じて節目を祝った。
2025年5月17日(土)号より
多様な植物の魅力を堪能
新見市教委哲西公民館 専門家2人招き鯉が窪湿原散策
 新見市教育委員会は11日、国指定天然記念物の鯉が窪湿原(哲西町矢田)で自然観察会「鯉が窪湿生植物群落をもっと知ろう」を開き、参加者は専門家の話を聞きながら希少な植物についての知識を深めた。
2025年5月16日(金)号より
住民の笑顔あふれる場所に 刑部振興協議会と協働
公立大まちづくりゼミ 4地域目のプロジェクト
 新見公立大学の地域共生推進センターに所属する学生スタッフのSA(スチューデント・アシスタント)のうち、地域交流部門を担うまちづくりゼミナールと刑部地域振興協議会が協働する「えがおいっぱい!おさかべの家プロジェクト」が11日から始まった。来年度までの2年間、刑部地域の住民が気軽に過ごせる居場所づくりに取り組む。
2025年5月15日(木)号より
位田遺跡に古墳時代の住居跡 弥生土器や矢尻も出土
県古代吉備文化財センター 22日㈭に現地説明会
 岡山県古代吉備文化財センターは唐松地内にある位田遺跡で来週22日㈭に現地説明会を開く。県道長屋賀陽線の拡幅工事に伴い、4月から発掘調査を行っていたところ、古墳時代のものと見られる高床式倉庫や住居、鍛冶場が見つかり、土器や矢尻なども出土した。現在、同センター調査員ら12人が作業を進めている。発掘調査は27日㈫までで、29日㈭に土を埋め戻す予定。
2025年5月14日(水)号より
小型ポンプ 哲多2年ぶり優勝 ポンプ車は神郷4連覇
市消防操法大会 水出し操法に計20チーム
 新見市消防操法大会が11日、防災公園多目的広場内の操法訓練場で行われ、小型ポンプの部に17チーム、ポンプ車の部に3チームが水出し操法で迅速かつ的確な消防技術を競った。この結果、小型ポンプの部で哲多分団Bが2年ぶりの優勝、ポンプ車の部では神郷分団が4連覇を飾った。
2025年5月13日(火)号より
「病院・看護の日」に訪問 回復への願いと感謝伝える
岡山共生高 手作りの切り絵を贈呈
 岡山共生高校の普通科生活アレンジコースの生徒は「病院の日・看護の日」の12日、新見市内の医療機関4カ所と高齢者福祉施設2カ所を訪問。手作りの干支(えと)の切り絵を額に入れて贈り、患者の一日も早い回復や健康を願うとともに医療や介護に携わる人々への敬意と感謝を伝えた。
2025年5月10日(土)号より
寺子屋にいみがスタート 「競争と検定で力伸ばして」
新見市 山佐産業の支援受け無料塾
 新見市は7日、市内の小中学生を対象に開設した公営塾「寺子屋にいみ」の開講式を高尾の山佐ビルで開いた。塾は個別指導と自習室を備え、無料で利用できる学習施設。財源には「かしのき基金」が活用され、ビル4・5階も市が無償で借り受けている。
2025年5月9日(金)号より
咲き誇れ!健全育成の花 思いやり育む新プロジェクト
新見警察署と協助員連絡会 草間台小で児童と花植え
 新見警察署と同署少年警察協助員連絡会は今年度、小学生との花植えなどを通して思いやりの気持ちを育む新たな取り組みとして「咲き誇れ!健全育成の花」プロジェクトを展開する。7日に第1回が草間台小学校で行われ、児童と協助員が協力して花壇を彩った。
2025年5月8日(木)号より
課題解決の活動スタート 地元スーパー閉店に危機感
中心部の住民有志 あすからJA移動販売試行
 新見市中心部の地元スーパーの閉店をきっかけに、住民有志が地域課題の解決を考える活動を始めた。協議の結果、移動手段が少なく日々の買い物に不自由している人たちへの緊急支援として、JA晴れの国岡山の移動販売車「Aコープふれあい号」が明日9日から毎週金曜日に試験運行することになった。
2025年5月7日(水)号より
大型連休後半の人出減 大阪万博などが影響か
市内の観光地 「こどもの日」企画に笑顔広がる
 大型連休後半、新見市内の主要観光地はまずまずのにぎわいだった。5日の「こどもの日」には県指定天然記念物の井倉洞と満奇洞で昨年同様、小学生以下の各200人に先着で市マスコットキャラクター「にーみん」のシールを配布する〝サプライズ〟プレゼントに笑顔が広がった。しかし、大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭に少なからず人出を奪われた格好で、取材した観光地はどこも客足が伸び悩んだ。
2025年5月6日(火)号より
にいみ子どもマス釣りにぎわう
自然満喫、釣果に笑顔
保存会主催 市内外から2000人が来場
 第49回にいみ子どもマス釣り大会(同大会保存会主催)が5日、新見本町の御殿町センター裏の高梁川で開かれた。「こどもの日」の恒例行事で、2年ぶりの開催とあって市内外から約2000人が訪れ、家族連れが自然を満喫しながら竿を振るった。
2025年5月5日(月)号より
哲西の「よいとこ」満喫 県文化財の太鼓田植を披露
まつり実行委 グルメやバザーも
 大型連休中の3日に「哲西の太鼓田植よいとこまつり」がきらめき広場・哲西一帯で開かれた。文化伝承と地域のにぎわいを目的に住民らで立ち上げた実行委員会が、県重要無形民俗文化財の太鼓田植を披露。グルメやバザーもあり、市内外から多くの家族連れらが来場して、哲西の「よいとこ」を満喫した。
2025年5月3日(土)号より
夏祭りへ準備スタート 公立大と地域団体が意見交換
NiU新見駅西でワークショップ
 NiU新見駅西サテライトプロジェクトのワークショップが21日夜、西方の同サテライトで開かれた。地域おこしに関わっている新見公立大学の学生と学内外のおよそ20団体から約50人が参加。今夏に開催予定の恒例イベント「サテライトフェスティバル(夏祭り)」に向けて本格的に準備をスタートさせた。
2025年5月2日(金)号より
過去最高3位上回る成績を
岡山共生ソフト部 全国私学大会の壮行会
 第12回全国私学男子ソフトボール大会に出場する岡山共生高校の壮行会が30日夕に市役所南庁舎で行われ、選手が活躍を誓った。同校は昨年12月の中国ブロック予選会で優勝し3年ぶり6回目の本大会出場を決めた。過去には3位に入っている。大会は3日㈯~5日㈪、福井県で行われ、24チームが争う。
2025年5月1日(木)号より
第12代議長に藤澤氏 市民に寄り添う改革推進
臨時市議会正副議長選 副議長には岡崎氏が就任
 選挙後、初めての新見市議会臨時会が30日に開会。初日に正副議長選を行い、第12代議長に藤澤正則氏、副議長に岡崎裕生氏が就任した。藤澤氏、岡崎氏とも2回目で、任期は申し合わせにより2年。
2025年4月30日(水)号より
ステージとバザー大盛況
実行委 正田春まつりに延べ500人
 正田地域振興会をはじめ、みーんな集まれの会、正田公民館、正田婦人会、正田長寿会など同地域内の各種団体で組織する正田春まつり実行委員会は29日、正田ふれあいセンターで同イベントを開催。子どもから高齢者まで延べ約500人の地区民らが訪れてステージとバザーを楽しんだ。ステージでは神代神楽三光社の子ども神楽が舞い、大国主命が〝福の種〟のお菓子をまくと、子どもたちが一生懸命に手を伸ばした。
2025年4月29日(火)号より
「御衣黄」(市天然記念物)が満開
哲西町矢田JR矢神駅 1週間遅れで見頃迎える
 JR芸備線矢神駅の新見方面行きホームにある新見市指定の天然記念物「御衣黄(ぎょいこう)」が満開になり、見頃を迎えている。「御衣黄」はオオシマザクラ系のサトザクラが変異した珍しい桜で、葉よりもわずかに淡い緑色の花に薄い黄緑色の筋があり、満開になるにつれて紅色の線が現れる。同駅の「御衣黄」は昭和40~45年ごろに各駅に配布された苗木を植栽したもので、50年以上の時を経て高さ7㍍ほどに成長している。
2025年4月28日(月)号より
神郷油野で「しゃくなげまつり」
三室観光組合 5日㈪まで特産品を販売
 神郷地域を代表する大型連休中の恒例イベント「三室峡しゃくなげまつり」が27日に神郷油野の三室総合案内所周辺で開かれ、市内外から訪れた多くの家族連れが新緑と薄紅色のシャクナゲが織り成す渓谷の春の景色を満喫した。同所では今日28日㈪と明日29日㈫、5月3日㈯から5日㈪まで山菜おこわやヤマメの塩焼きなどの特産品を販売する。
2025年4月26日(土)号より
目の不自由な人への理解深めて
新見LC 南中で講演と盲導犬の実演
 「盲導犬小中学校キャラバン」が24日、新見南中学校で始まった。日本盲導犬協会の角谷南さんとPR犬のアクア(雌・6歳)が体育館で講演と実演を行い、1年生27人が目の不自由な人への理解を深めた。同校が取り組む人権学習の一環で、人との関わりや福祉の心を育むことが目的。盲導犬と利用者への支援活動として毎年市内の事業所などに募金箱を設置し、集まった善意を同協会に寄付している新見ライオンズクラブ主催のキャラバンで今年度の1回目。
2025年4月25日(金)号より
47人の功績・勤続たたえる 若い世代に技術や志を伝えて
新見商議所 優良役員・従業員表彰式
 新見商工会議所は24日、新見商工会館で優良役員・従業員表彰式を催した。長年職務に精励した47人の功績をたたえ一層の期待を寄せた。表彰は年功表彰として勤続30年10人、25年4人、20年4人、15年5人、10年24人が対象で、代表者に表彰状と記念品を手渡した。
2025年4月24日(木)号より
「若い発想で地域を動かして」 23事業所47人の門出を祝福
新見商議所 新卒市内就職者激励会
 新見商工会議所は23日、新見商工会館で新卒市内就職者激励会を催し、23事業所47人(男32人、女15人)の門出を祝福。同会議所が毎年、新卒者を採用した地元事業所に呼びかけて開いている。今年の対象者は昨年より4人多い47人。参加事業所は1社増えたが、過去3番目に少ない23事業所となった。
2025年4月23日(水)号より
新見・高梁 昨秋に続きV
春季県高校ソフト 来月の中国大会に出場
 中国大会県予選を兼ねた春季県高校ソフトボール大会男子の部が19日に新見ピオーネ球場で行われ、新見・高梁が昨秋に続いて優勝。岡山代表として中国大会に出場する。中国大会は5月10日㈯と11日㈰に広島県東広島市と呉市で行われる。
2025年4月22日(火)号より
巨大な自然の造形美に感嘆 コケと岩が織り成す秘境
羅生門まもる会 ガイドツアーで観光客
 草間の国指定天然記念物「羅生門」で20日にガイドツアーが開かれ、新見市内外の観光客がコケと石灰岩が織りなす秘境を巡り、巨大な自然の造形美に感嘆の声を上げた。ガイドツアーは地域住民でつくる羅生門をまもる会が「羅生門さくらまつり」に合わせて企画。午前11時からの部に11人、午後1時半からの部に21人が参加した。
2025年4月19日(土)号より
健康づくりや駅改修も話題に
「おでかけ市長室」で意見交換
新見RC 市政運営方針など聞く
 新見市は17日、新見ロータリークラブを対象にした市政懇談会「おでかけ市長室」をまなびの森新見図書館市民学習室で開催。石田實市長が市政運営の方針などを説明し、会員と市民の健康づくりやJR新見駅のバリアフリー化などを話題に意見を交わした。おでかけ市長室は公募型の市政懇談会で今年度1回目。
2025年4月18日(金)号より
2年生が昨年度の成果発表 1年生も向学心を新たに
新見公立大 3学科合同で学び報告会
 新見公立大学の学科合同学び報告会が16日、キャンパス内の地域共生推進センター棟講堂で開かれた。対人援助職を養成している各学科の学びを共有する試みで、2年生の代表が昨年度の成果を発表。学科の枠を超えて学び合い、後に続く1年生も熱心に耳を傾けて向学心を新たにした。
2025年4月17日(木)号より
電気自動車バッテリーを再利用
きらめき広場に太陽光発電設備
 新見市が支援する再生可能エネルギー導入事業の一環として、きらめき広場・哲西に太陽光発電と蓄電池のシステムが整備され、9日に石田市長らが現地で運用状況を確認した。GRE備北が設置し、日中に発電した電力を活用するとともに、余剰分は蓄電池にため、夜間や災害時の非常用電源としても役立てる。電気自動車(EV)の使用済みバッテリーを蓄電池として再利用しているのが特徴。PPA(電力購入契約)方式の公共施設への導入は全国初とされ、注目を集めている。
2025年4月16日(水)号より
探検談聞き草船作る 親子70人が自然を満喫
市民団体のしんせかい 講演会とワークショップ
 市民団体「しんせかい」は12、13の両日、おおさ総合センターと正田のヘリポート近くの高梁川河川敷で「探検家石川仁さんの講演会とアシの船作り」を開催。両日で約70人の親子が初めて聞く冒険談に心を躍らせ、草船を作って乗るワークショップを通して古里の自然を満喫した。
2025年4月15日(火)号より
公営塾「寺子屋にいみ」 「かしのき」活用し山佐ビルに
県内15市で初 18日㈮と19日㈯にも説明会
 新見市が市内の小中学生を対象に開設する公営塾「寺子屋にいみ」の見学説明会が11日、高尾の山佐ビルで開かれた。同塾は個別指導や自習室を備えた学習環境を無料で提供。運営には新見公立大学の学生も関わり、地域ぐるみで子どもたちの基礎学力の向上や検定取得、自立した学びを支える仕組みを目指す。説明会は4月18日㈮と19日㈯にも予定されている。
2025年4月14日(月)号より
市議会議員15人が決まる トップ当選は谷本氏
投票率62.54% あす当選証書の付与式
 任期満了に伴う新見市議会議員選挙は13日に投開票され、定数16人を下回る15人が改選後の議席を得た。投票率は62・54%。トップ当選は新人の谷本浩章氏で1452票を獲得した。市選挙管理委員会は明日15日㈫午前10時から市役所南庁舎で当選証書付与式を行う。任期は4月24日㈭から4年間。
2025年4月12日(土)号より
力強く筆走らせ新入生歓迎
新見高書道部 部活紹介でパフォーマンス
 新見高校書道部は9日、同校中庭で書道パフォーマンスを披露し、新入生を歓迎した。同校では新入生歓迎イベントとして生徒会主催で部活動オリエンテーションを毎年開いている。書道部はそろいの赤色のたすきに白衣黒袴(はかま)姿に身を包んだ4人が登場。渡り廊下に集まった新入生や在校生を前に、音楽に合わせて交代しながら桜の木と花びらが描かれた縦3㍍、横5㍍の紙に筆を走らせた。
2025年4月11日(金)号より
健康と奉仕をつなぐIM 「地域に元気」をテーマに
国際ロータリー2690地区6グループ 新見で8年ぶり250人集う
 「地域に元気!地域に根ざした奉仕活動をしよう」をテーマにした国際ロータリー第2690地区第6グループの「インターシティー・ミーティング(IМ)」が6日、まなび広場にいみ小ホールで開かれた。笠岡、笠岡東、井原、玉島、総社、総社吉備路、高梁、新見の8クラブ会員が一堂に会して研修と交流を行う催し。新見市での開催は8年ぶりで約250人が集った。
2025年4月10日(木)号より
181人が新たなステージに
新見市内4中学校で入学式
 新見市内5中学校のうち、4校で9日に入学式が行われ、新見南27人、大佐13人、哲多21人、哲西14人が人生の新たなステージに立った。新見第一には106人が入学し10日㈭に式典。全体では181人になる。このうち、哲多中は体育館で入学式。新入生は真新しい制服に身を包み、保護者、来賓、在校生、教職員ら約90人の拍手に迎えられて入場した。
2025年4月9日(水)号より
元気良く新学期始まる 市内全小中で一斉に始業式
神郷北、千屋小は最後の1年
 新見市内の全小中学校(15小・5中)で8日、1学期の始業式が行われ、児童生徒が元気に登校し、新学期が始まった。児童数の減少により、神郷北小と千屋小は来年4月にそれぞれ神代小、上市小に統合することが決まっており、今年度が最後の1年となる。このうち、神郷北小では2~6年生10人と教職員が体育館に集合。新たに赴任した教員3人の着任式に続いて、始業式に臨んだ。
2025年4月8日(火)号より
各分野で理想の専門職目指して
3学科と専攻課程の入学式
新見公立大 25府県から208人迎える
 新見公立大学の今年度入学式が5日に同大学本館アリーナで行われ、健康科学部3学科と助産学専攻科、大学院健康科学研究科の208人(男性39人、女性169人)が新生活への期待を胸に専門職を目指して新たな一歩を踏み出した。学生総数は昨年より1人多い799人で、昭和55年に開学して以来、最多となった。
2025年4月7日(月)号より
チューリップまつり盛大に
唐松まちづくり協 花摘みは12日㈯まで
 地域運営組織の唐松まちづくり協議会は6日、唐松地域づくりセンターで第10回「唐松チューリップまつり」を盛大に開催。市内外から大勢の家族連れが来場し、花摘みや音楽イベントなどを楽しんだ。同センター前の畑には1万5000個のチューリップが植えられていて、来場者は家族で写真を撮ったり、好きな花を摘んだり。フォトコンテストに出品しようと熱心に撮影する人もいた。
2025年4月5日(土)号より
任期満了の市議選あす告示
定数16に対し18陣営が審査
情勢は流動的 当日に確定する見通し
 任期満了に伴う新見市議会議員選挙は明日6日に告示される。投開票は13日。市選挙管理委員会は4日夕、市役所南庁舎で立候補届出の受け付け準備を整えてリハーサルも行った。定数「16」に対して18陣営が事前審査を終了したが、情勢は流動的で立候補と辞退の届出受け付けが終わるまでは確定しない見通し。
2025年4月4日(金)号より
部会の取り組みを報告・連携へ
「駅前がもっと楽しい場所に」
第7回定例会 駅周辺みらいプロジェクト
 新見駅周辺みらいプロジェクトの第7回定例会が25日、新見商工会館で開かれた。四つの実行部会による6年度の活動を振り返り、調査結果や課題を共有。駅前をより魅力的にするため、7年度は公共事業との連携や部会間の協働を強化し、具体的な行動計画を検討する方針が確認された。
2025年4月3日(木)号より
民泊、食農、自然の魅力発信を
提案型協力隊に3人着任 新たな地域おこしがスタート
 新見市は1日、自由な発想で自らが企画した活動で地域を盛り上げる提案型の地域おこし協力隊員3人を委嘱した。民泊と神代和紙の魅力発信、食や農に関するプロデュース、自然環境の保全に取り組む。
2025年4月2日(水)号より
城山公園の桜が開花
新見市 昨年より1日遅い発表
 新見市は1日、城山公園の桜が開花したと発表した。例年より1週間ほど遅く、昨年より1日遅かった。開花は公園内にある標本木(ソメイヨシノ)に5輪以上咲くと発表される。1日午前9時、公園を管理する市都市整備課の職員が、標本木に約10輪の花を確認した。同課は3月下旬からつぼみの膨らみ具合を確かめていて「初夏のような陽気の日もあったが、ここ数日は雪が舞うほど冷え込み、なかなか咲かなかった」と話し、「見頃はこれから10日ほど。華やかな春の景色を楽しんでほしい」と来場を呼びかけていた。
2025年4月1日(火)号より
多彩な歌と迫力の踊り堪能
新見音泉 城山公園などで民謡フェス
 新見の城山公園と御殿町センターで30日に「新見民謡FES(フェス)」が開かれ、多彩なステージ目当てに市内外からの来場者でにぎわった。地域おこし協力隊の造酒耕平さんが中心となって活動している新見音泉企画の主催で2回目。市内の11事業所・団体が協賛した。